かりゆしウェアの検品作業開始♪

こんにちわ!

いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は新たな作業についての説明となります。

今回紹介する作業は「かりゆりウェアの検品」となります。

かりゆしウェアの「販売前の検品」もあると思いますが、我々の事業所が今回依頼を受けている内容は「すでに業務に使用されているかりゆしウェアに問題が無いか?」を確認する作業となります。

確認する項目は主に下記に記載の内容となります。

・糸のほつれの確認
・ボタンのほつれの確認
・穴あきが無いか?
・色落ちしてないか?
・縫いなおしの必要があるか?

上記の様な項目を確認し、問題があれば報告するという作業です。
ほつれた糸が飛び出ていた場合にはハサミをいれる場合もあります。

一見簡単そうにも思えますが、チェックする場所項目は以外と多く、じっくり観察すると1枚のかりゆしウェアのチェックだけでも20~30分ほど時間が掛かります。この作業では目で見て違和感を見つける事が重要となりますし、ハサミをいれる場面では、他の糸がほつれる原因になってしまわないように注意しなければなりません。

相当な集中力がいる作業ですので疲労も溜まりがちになりますが、適度に休憩を取りながら1枚1枚丁寧に確認しています。

また、1度の検品では完了せず、ひとつのウェアを最低でも3回は確認するようにしています。

その甲斐あってか、先日依頼元に納品する時に「こんな所まで丁寧に見てくれて嬉しい」とお褒めの言葉をいただく事が出来ました。

これには我々「事業所スタッフ」も「利用者さん」もテンションがあがりました。

納品時にこの様な嬉しいお声がけをいただく事は珍しい事でしたので、頑張って良かったですし、事業所全体の士気もあがりましたし、自分たちの作業が認めてもらえたという自信にも繋がりましたので、本当に良かったと思います。

仕事に対する「やる気」を育てるために
この検品作業は、ただ単に「物を修正する」ということ以上の意味があります。実際に他社から依頼を受けた仕事を通じて、利用者さんは「社会で求められる基準を守る大切さ」や「自分の作業が他の人にどう影響を与えるのか」といった意識を自然と学びました。

仕事には責任が伴いますが、それを乗り越えた先に達成感や自己肯定感が得られることを、利用者さんたちは実感しています。そしてその感覚が、今後の就労に向けた意欲を育んでいくのです。

今後の展望
今回の経験を通して、私たちは利用者さんに「仕事をすることの意味」を実感してもらえる機会を提供できたと感じています。このような小さな一歩が、就労に向けた大きな成長に繋がると信じています。今後も、さまざまな作業や体験を通じて、利用者さんが自分に自信を持ち、就労に向けて前向きな気持ちを育てていけるよう、支援を続けていきます。

仕事の楽しさややりがいを感じながら、利用者さんが自分のペースで歩んでいけるように、私たち支援員も全力でサポートしていきたいと思います。

これからも、利用者さん一人一人の成長を見守りながら、一歩ずつ前進していけるよう努めていきます。